皆さんこんにちは。日本フィル「杉並日記」へようこそ!
今回は、5月9日(水)の午前11時から杉並公会堂大ホールにて行われた、
「日本フィル公開リハーサル」の様子をお伝えします。
この公開リハーサルは、杉並区と日本フィルの友好提携事業の一環として、
杉並区・日本フィル・杉並公会堂(運営:㈱京王設備サービス)の3者が
共同主催しているもので、入場は無料。
平日の午前中にもかかわらず、480人を越えるお客様がいらっしゃいました。
この日は、翌日の10日と11日に東京オペラシティ コンサートホールで、
開催される第590回定期演奏会【アレクサンドル・ドミトリエフ指揮
モーツァルト:歌劇《魔笛》より「序曲」、交響曲第36番《リンツ》、
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番(ピアノ=エリック・ハイドシェック)、
チャイコフスキー:幻想曲《フランチェスカ・ダ・リミニ》】に向けた
リハーサルで、午前11時から1時間弱の時間で、《フランチェスカ・・・》
と《魔笛》序曲を聴いていただきました。
リハーサル開始前の客席(指揮者や演奏者がリハーサル
に集中できるよう、お客様の着席は通常、1階中央の横通
路より後方と、2階席でお願いしております。
↑リハーサル開始前の客席。
↑リハーサル開始直前に、ソロ・コンサートマスターの
木野雅之と、何やら打ち合わせしている、第1ヴァイオリン
のメンバー。
↑リハーサルに先立ち、インスペクター(主にリハーサル
の円滑な進行を管理する仕事)の新井豊治(ヴィオラ奏者)
から、客席の来場された皆さんへ、公開リハーサルで演奏
する曲目【《フランチェスカ・・・》、《魔笛》序曲】と、指揮者の
ドミトリエフ氏の紹介がありました。そして「リハーサルをお
聴きになって、本番の演奏も聴いてみたいと思われた方は、
明日・明後日のオペラシティの会場に是非お越しください」
の呼びかけも…。
↑いよいよリハーサル開始です。
↑指揮者のドミトリエフ氏は、旧ソ連出身。サンプトペテル
ブルク響の首席指揮者兼音楽監督の要職にあり、ロシア
楽壇のまさしく重鎮。特にチャイコフスキーでは、その真骨
頂というに相応しく、美しい旋律と情熱溢れるパワフルな響
きを、縦横無尽にオーケストラから引き出します。
リハーサルでは、曲の途中で指揮者が演奏を止め指示をしたり、
時には楽員から指揮者に対し質問することもあります。
公開リハーサルの面白さは、完成されよどみなく流れる本番の
演奏を聴くのとは違い、指揮者とオーケストラが共同して曲を仕
上げていくその過程を体験できるところにあります。限られた時間
の中で、自分の曲に対するイメージを、奏者に伝えようとする指揮
者と、それに最大限応えようとするオーケストラとの真剣なやりとり。
指揮者の一言で、まるで旋律に命が宿っていくような感覚さえ覚えます。
↑「公開リハーサル」終了後の、2階ホワイエ。
写真の右側が切れていますが、モーツァルト:「魔笛」序曲
の入ったCDを始め、日本フィルオリジナルグッズの販売コー
ナーが設けられ、そこでは定期演奏会の予約券受付(チケット
は当日お渡し)も行っています。
帰りがけに、「始めて聴きましたがとても響きのいいホール
ですね。」、「本番の演奏も聴いてみたいが予定を確認してから、
後で日本フィルに電話で申し込みます。」など、嬉しいお声を
かけていただきました。
次回の公開リハーサルは、6月13日(水)杉並公会堂大ホール
にて、午前11時より開演します(開場10時30分)。
マルティン・ジークハルトの指揮で、曲はモーツァルト:交響曲第39番
を予定しております。事前申し込みは必要ありませんので、
当日直接会場へお越しください。それ以降の日程については、
不定期ですが「杉並区報」に掲載されますので、そちらをご覧
いただくか、日本フィル「音楽の森」(03-5378-6311)までお問合せください。